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映画ナタリー 月392時間労働、ボーナス20円…ブラック企業と闘う男性のドキュメンタリー公開

月392時間労働、ボーナス20円…ブラック企業と闘う男性のドキュメンタリー公開 (本文より)「フツーの仕事がしたい」の土屋トカチが監督を務めた「アリ地獄天国」が、12月28日から1月10日にかけて愛知・シネマスコーレで公開される。 本作はブラック企業と闘う男性の姿を捉えたドキュメンタリー。とある引っ越し会社で働く社員たちは、社用車で事故を起こした場合の修理費用や、作業中に荷物を破損させた際の弁済費用を給与から天引きされる社内制度を「アリ地獄」と自虐的に呼んでいた。そんな会社に営業成績トップクラスの男性社員は異議を唱え、1人でも入れる労働組合に加入する。しかしそのことがきっかけでシュレッダー係へ異動させられ、給与は減額。さらに懲戒解雇に追い込まれたのち、復職するも再びシュレッダー係を2年間続けることに。映画では、そんな男性が会社の体質改善を求めて闘った3年間をたどる。

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